ここ数年のJR北海道の路線廃止や廃駅については、可能な限り切符を買うようにしています。
2023年春は、留萌本線の石狩沼田から留萌の間が廃止…もはや留萌でも本線でもない支線になってしまいます。

何度か言及してますが、最終日に「ありがと～」と言って見送る葬式鉄には興味がありませんので、自分らしいお別れと言えば、現役路線としての切符を買っておき、たまに思い返すというのが定番であります。
･･･昨年末に発売された留萌本線の入場券セットは入手しておけば良かったかなとは思いますが。

そんなわけで、各駅の名前が入った切符をファイルしております。
小人のしかも片道ですから、そんな収入になるわけでももちろんありませんし、当方の懐事情を考えればこれが精いっぱい（苦笑）。
お正月休みで、札幌駅東口の券売機を操作して発券です。

石狩沼田から幌糠まで。

昨年改名された石狩太美と石狩当別が入っているのはご愛敬。
幌糠から留萌まで。

当然ながら、全く乗り鉄をしていないわけではありません。
まだ増毛まで運行していた2015（平成27）年8月に乗りに行っています。
留萌までのSきっぷと、車内補充券による留萌～増毛の往復切符…地味に「13D　旭川車掌所」と書かれており、まだ4往復あった時代の特急オホーツク３号で出かけています。

そういえば、当時乗車したこの車両も間もなく引退ですな。

列車の後部は一足早く引退したスラントノーズでした。
…ちょっとタイまで乗りに行きたいものです。

増毛まで単純に往復しただけですから、当時は途中駅の留萌には途中下車せず、そのまま深川に戻っています。

2017（平成29）年8月に、廃線となった増毛から留萌の線路跡を訪問した時の留萌駅です。
当時もY字分岐がカットされた状態ですが、さらにこれより路線は短くなります。

↓よろしければ、こちらもクリックしていただければ幸いです。